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立山連峰の、麓から

富山県。
立山連峰から流れ落ちる清冽な水が、大地を潤す。

この土地に根を張り
米と、酒と、人の営みが
静かに循環してきた。

清穗の酒は、ここから生まれる。

Toyama.
Where the Tateyama mountains meet the earth.

桝田酒造店、明治二十六年

明治26年、西暦で1893年。
桝田酒造店が、創業した。

美味求真──
美味しさの本質を求める

その哲学は、百三十年を超えた今も
蔵の空気に、棲みついている。

清穗は、この蔵でのみ醸される。
それは伝統への敬意であり
同時に、時間への信頼でもある。

Masuda Brewery, est. 1893.
Pursuing the essence of taste.

石白米という、記憶

石白──
富山に古くから在った、酒米。

明治、大正の時代には
この米で酒が醸されていた。
しかし、収量の少なさから
次第に姿を消していった。

それが今、再び育てられている。
無農薬で。
急がず、ただ見守るように。

消えたものを、蘇らせることは
ロマンではない。

それは、土地の記憶に
耳を澄ますことだ。

Ishijiro rice.
A forgotten grain, revived without haste.

生酛、山廃という、待つこと

清穗は、速醸ではつくられない。
生酛、あるいは山廃という
江戸時代から続く製法で醸される。

自然の乳酸菌を育て
微生物の営みを、見守る。
それは、手間であり
同時に、委ねることでもある。

人がつくるのではない。
時が、つくるのだ。

Kimoto. Yamahai.
Traditional methods that require patience.

ワインの樽で、眠らせる理由

醸された酒は
ワインの古樽に移され
静かに眠る。

それは演出ではない。
樽が酒に語りかけ
酒が樽に応えるのを
ただ、待つためだ。

開栓したとき
立ちのぼる香りには
米だけではなく
樽の記憶と、沈黙の重みが宿る。

Aged in wine barrels.
A conversation between sake and oak.

米が、育つ

蔵人が、待つ

樽が、眠らせる

時が、味をつくる

これが、清穗の物語。
まだ続いている、物語。